カウアイ島の観光スポット

リフエタウン
Lihue Town

カウアイ島への始まりと終わり、そして旅の途中にかならず通る町。

カウアイ郡庁舎 Country Building

カウアイ島の玄関口が、リフエ・タウン。主要空港のリフエ空港、商業配送やクルーズ船の発着するナウィリウィリ港などを含む、カウアイ島への旅の始まりと終わりにかならず通る町だ。ニイハウ島を含めたカウアイ郡の郡庁所在地であり、カパアと並んでカウアイ島で最大の町。郡・州庁舎、警察本庁、裁判所、島で最大規模の病院が揃う、政治と経済の中心地にもなる。同時にシュガープランテーション時代に栄えた足跡があちらこちらに見られ、文化と歴史の町でもある。官庁のある町ながら、すべての建てものは低層で歴史を持ち、小さな島のほのぼのとした空気をまとっている。そして、それらの建てものの合間を縫うように、島の歴史や文化に触れるエッセンスに満ちているのが魅力だ。

リフエの郵便公社 Lihue USPS
リフエでしか見ることのできない趣きある米国郵便公社の建物。
リフエにあるハワイ州庁舎 State Building
リフエの中心地にあるState Building いわゆるハワイ州の庁舎だ。

リフエが栄え始めたのは、1800年代。サトウキビ産業が盛んになるとともに、リフエもまた島の中心都市として大きく成長した。プランテーション所有者がポール・アイゼンバーグに移行したのをきっかけに、1881年にドイツ人の移住が開始され、1883年にリフエ・ルーセラン教会が完成。1880年代のドイツ建築とまったく同じ建築仕様で建てられたこの教会のように、リフエの町のあちらこちらに、その当時にカウアイ島に入って来たヨーロッパのエッセンスが見られる。

Column旅のワンポイントガイド

カウアイ島で最大のショッピング・センター「ククイ・グローブ」の中や周辺には、コスコ、メイシーズ、ロス・ドレスなどアメリカ本土の大型チェーン店がならび、1880年からいまも使用されているヨーロッパ建築、人気の高いアメリカ本土のチェーン店がハワイらしい青い空の下に散らばる、異国文化がゆるりと混ざった独特の町並みを形成している。