コケエのキャビン滞在でアウトドア気分を満喫

コケエにあるキャビンに宿泊してみました。Cabin(キャビン)とは、アウトドアやキャンプなどの宿泊施設として利用できる木材で造られた建屋。日本ではバンガローと呼ぶことも多いでしょうか。カウアイ島は世界中からキャンプやアウトドア愛好家が集います。Koke’e State Park コケエ州立公園には、ハワイ州やYMCAが建設したキャビンのほか個人所有のキャビンが沢山あるようです。今回利用したのは、随分前にハワイ州が所有していた建物を現在一般業者が請け負って管理している山小屋風のキャビンです。

kokee Cabin コケエ・キャビンのバンガロー
アウトドアに最適なコケエのキャビンはまさに山小屋。

コケエ近郊は、平地と比べて5度以上温度が低く朝晩は10度以下になることもあるのでハワイと言えど薪ストーブや暖炉が必要です。日常の生活や一般的な旅行では、なかなか経験することのない薪に火をつける作業が、結構楽しいアトラクションになります。もちろん、キッチンには鍋類、食器、ガスコンロ、電子レンジ、コーヒーメーカーを備えているので、食料さえ調達してくれば山小屋でのディナーも問題なしです。私たちは、隣のキャビンの人から運良くバーベキューグリルを借りることができました。あえて電気を消して薪ストーブとロウソクの明かりを灯し、屋外のラナイでバーベキューしたお肉をメインにディナーを堪能しました。ちなみに、今回のキャビンにはタオルや寝具、余分に毛布まで提供してくれたので、持参した寝袋は必要ありませんでした。

カウアイ島 コケエ・キャビンのキッチン
キッチンルームには食器や冷蔵庫やコンロなどが一通り揃っている。
カウアイ島 コケエ・キャビンのベッドルーム
ベッドルームはいたってシンプル。暖炉の薪ストーブでアウトドア気分を。

コケエのキャビン宿泊は、早朝のトレッキングや絵に描いたような美しい夕日の風景を楽しむのにとても便利です。ハワイと言えばビーチサイドのホテルはもちろん必須ですが、1泊2泊の山小屋ライフも一味違った旅の楽しみ方になるかもしれません。自然の中の素朴な山小屋は、決して豪華でも綺麗でもありませんが、山岳でのアウトドア気分を一層満喫できました。アウトドア好きや興味のある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。